習慣化する前にすべきこと
2020/06/19
習慣化することの大事さや、行動を変えたいと思うことがあります。ただ、習慣というのものは、行動のことだと思っていませんか?
習慣には2種類あります。【ハビット】と【アティテュード】です。
【ハビット】
無意識に行動してしまう癖。例を挙げると歯磨きなどですね。これは行動の習慣となります。
【アティテュード】
何かをする時の考え方。行動することへの意味です。これは考え方なので行動になりません。
脳のメカニズムは、行動する前に、自分の信念が物事を判断し、アティテュード(考え方)が生まれます。そして、行動に移します。これを繰り返していくとハビット(行動の習慣)となります。
習慣として行動する前の、アティテュードが大事です。習慣化できないことは、このアティテュードに問題があります。
これには、ゴール設定が関係してきます。抽象度が高ければ高いほど、アティテュードがしっかりとしたものになります。
僕が考える抽象度の高いゴールとは、他者が関係しています。大きいゴールで言うと、世界平和とか、社会貢献的なことです。
そこまで、大きくなくても、家族を幸せにするとか、親孝行するとかです。
逆に抽象度が低いゴールだと、お酒が飲みたいとか、服が欲しいとか、自分だけの世界となります。
ですので、抽象度の高いゴールを目指すのがいいでしょう。
抽象度の高いゴールにする方法で欠かせないことは、知識をつけることです。これからの人生、知っているか知らないかが大きく影響してきます。
今は、誰でも色んな情報に触れることができます。知識を入れるだけでなく、人と会い、実際に自分の目で色んなものを見る。
そうすることで、抽象度の高いゴールが見えてくるでしょう。そうなると、始めに説明した、アティテュードが変わり、ハビットとなっていきます。
ダイエットなどでも、痩せることを考えるとしんどいだけです。痩せる意味を考えることが必要です。ここでも、自分が痩せることで、周りにどんな影響があるか考えてみてもいいでしょう。
まとめると、行動の改革をするのではなく、目指すべきゴールを考えることによって習慣が変わってきます。それには、たくさんの知識を身に付ける必要がある。
習慣化できない人がいたら、まずは知識をつけることから、始めてみてはいかかでしょうか。